渔翁
Yú Wēng
漁師
柳宗元 (Liu Zongyuan) · Tang Dynasty · 773–819
原文
渔翁夜傍西岩宿,
yú wēng yè bàng xī yán sù,
晓汲清湘燃楚竹。
xiǎo jí qīng xiāng rán chǔ zhú.
烟销日出不见人,
yān xiāo rì chū bù jiàn rén,
欸乃一声山水绿。
ǎi nǎi yī shēng shān shuǐ lǜ.
回看天际下中流,
huí kàn tiān jì xià zhōng liú,
岩上无心云相逐。
yán shàng wú xīn yún xiāng zhú.
Translation (Japanese)
老漁師は夜に西の崖のそばで眠り、夜明けに清らかな湘江の水を汲み、楚の竹を燃やす。霧が晴れ、太陽が昇ると、彼の姿はどこにも見えない — 漕ぎ手の音が響き、山と水は緑に変わる。空の端を振り返ると、彼は流れの真ん中を漂い、崖の上では、無邪気な雲が互いに追いかけ合う。
歴史的背景
この詩は、810年頃、劉宗元が永州(現代の湖南省)に exile している間に書かれた。失敗した政治改革の役割のために都から追放された劉宗元は、南の辺境で10年間を過ごした。この詩は彼の精神状態を反映している — 漁師は実在の人物であり、世俗的な関心からの自由を求める詩人の欲望の投影でもある。
文学的分析
第四行は中国詩の中で最も称賛される行の一つである: "欸乃一声山水绿" — 漕ぎ手の一声で、突然全ての風景が緑に変わる。これは共感覚的な傑作であり、音が色に変わる。漁師は風景の精霊のように現れ、消える。最後の「無心云」が互いに追いかけ合うイメージは、意図なしに行動する理想的な道教の状態を象徴している。蘇軾は後に最後の二行は不要だと提案したが、ほとんどの読者はその瞑想的な結末を大切にしている。
形式
Seven-character Ancient Verse (七言古诗)
テーマ
Seasons & Time